この「部活.ネット」は3月にオープンしたWEBサイト"bukatsu.net"[http://www.bukatsu.net]とともに、茅ヶ崎近隣の高校に於ける部活動を側面的に支援するものです。ナマの部活情報を提供するだけでなく、OBからのメッセージや部員不足の解消法、顧問の先生たちの声なども取り上げてゆきます。「私も情報発信したい」という方は、是非、次のアドレスにメールを送信して下さい。所属高校・学年・部活などは問いません。先生方や父母の皆さんの投稿もお待ちしております。但し、他人を誹謗・中傷するものや個人情報の漏洩に相当するものは一切掲載できませんので、ご了承下さい。
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 明日なき戦いに胸を焦がし...
 
現在、多くの高校3年生は17歳である。精神的には不安定な『疾風怒濤の時代』と言えよう。全てが満ち足りて、もう何も求めるものがない、というほうがよほど変わ っている。そんな17歳が否応なしに対峙することになるのが"インターハイ"なのである。その予選が5月から始まった。
 夏の甲子園がこれほど長きに亙って輝きを失わないのは、彼らが「明日なき戦い」の最中にあるからに相違ない。そう、負ければその時点でチームは解散し、同じメンバーで真剣勝負をするチャンスは永遠に訪れてはくれないのである。
 野球だけでなく、他の運動部でもそれは同じである。多くの部員にとって、インターハイ予選に負けることは「即、引退」と同義であり、それは中学時代の引退とは性質も異なる。卒業後、大学や実業団・プロで一線級の活躍ができるほど素質・環境に恵まれている者はごく少数であり、高校での部活動引退は、そのままその競技からフェードアウトすることを意味する。
 しかし、逆に考えてみよう。もしかすると、その儚さを味わえるのは、幸せではないかと。「負けたら終わり」。これほどわかりやすく、かつ、せつなく響く言葉もあるまい。高校生だけに与えられた、ある種の特権なのかもしれないのだ。
 誰もが"負け"を先延ばしにしたいのである。その瞬間が舞い降りるまでの葛藤は下級生たちよりも3年生に、また、力を注いできた者にほどより大きく圧し掛かる。「負けたら終わり」⇒「だから負けたくない」⇒「負けないためにどうするか」⇒「そもそも"負け"とは何であるのか」といった終わりなき思考すら求める。だとすると、インターハイは『負けることの意味』を考えるために存在しているようにも思えてくる。
 いくつかの眠れない夜を過ごし、少年は大人になってゆく。

    
インタビューに応じてくれた忠隈キャプテンと須藤先生
いよいよ指導は熱気を帯びてきた。真剣に聞き入る部員たちと実戦を想定した練習に励む部員たち。
◇管理人特別コラム「鶴高男子バスケット部に捧げる」◇
▼過酷と言えば、あまりに過酷なシーンであった。去る5月11日、寒川高校体育館にて行われたインターハイ湘南地区予選バスケット男子2回戦「鶴嶺高校対茅ヶ崎西浜高校」を応援しに行って、感じたことだ。▼前半をリードして折り返した鶴嶺であったが、第3クォーターから接戦の様相を呈してきた。西浜が徐々に追い上げ、最終クォーターでは抜きつ抜かれつのシーソーゲームとなり、残り1分でも勝敗の行方はわからない。▼双方の学校の応援部隊が必死に声を絞り続ける。ある者は『ディフェンス!ディフェンス!』と半ば狂ったかのように吠え、また、ある者は『まだ時間ありますよ!勝って下さい!信じてます!』と涙声で訴えた。それは両校関係者でなくとも、胸を打たれる魂の雄叫びであった。事実、ビデオを撮影していた私も、そのある種異常な雰囲気に固唾を飲んでいた。▼残り1分を切り、3点を追う鶴嶺はタイムアウトを取り、ファールゲーム(故意にファールをして相手のフリースローが落ちるのを待つ戦術)に出る。が、西浜も落ち着いてシュートを決め、「鶴嶺74−79西浜」という最終スコアとなった。▼勿論「部活.ネット」をバックアップしているICプレップには西浜高校の生徒もいるわけだが、直前に取材させてもらい、この大会に懸ける部員・先生の気持ちも十分わかっていたつもりなので、鶴嶺に肩入れしていたことは伝えておかねばならない。▼負ければ『即、引退』 を意味するこの大会での敗戦は、特に3年生部員に重い意味を持つ。鶴嶺バスケット部も、3年生だけでなく、下級生部員・マネージャー皆が人目も憚らず、泣いた。私は掛ける言葉を失い、どうにかマネージャーに「お疲れ様でした」と言えただけであった。(それも彼女たちに聞こえたかどうか、自信はないし、随分空虚なことを口にしているとも思った)▼西浜はよく逆転したし、その粘り・頑張りは賞賛に値する。しかし、鶴嶺が頑張らなかったわけではないのである。ゲームは必ず勝者と敗者を作り、そのコントラストがあまりに鮮やかであるため、敗者側のプロセスが全て否定されたかのような錯覚に陥るのである。▼胸を張れ、とは言えないのかもしれない。それほど彼らのショックは大きかったはずだ。しかし、うつむくな、とは伝えたい。▼全国大会で優勝しない限り、いずれ「敗戦」の日はやって来る。その敗戦をいかに受け入れ、昇華させてゆくかに君らの未来が委ねられる。3年生の無念の気持ちを、下級生たちがどう受け止めてゆくかに、鶴高バスケット部の未来が委ねられる。その積み重ねが"伝統"と呼ばれる連鎖を築くことであろう。▼しばらくしたら、また、君たちを訪ねていいだろうか? 少し、いや、大きく成長した君たちと再会できることを心から祈っている。


魂のハチマキ(左)ほくりょ〜ファイッ(中左)よーいドン(中右)岡島先生と管理人(右)

   
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※京都パープルサンガ只今の戦績[5月12日現在]・・・8戦2勝6敗 勝ち点6 15位[16チーム中]
   だいぶ雲行きが怪しい成績だが、サンガは大丈夫なんだろうか?でも、先月ちょっと紹介した松井大輔選手が東アジア選手権代表に選ばれるなど、明るい話題もあるので、とりあえずそれで気を紛らわしておきますか。来月号でも連載が続いていることを心から祈っています![管理人より]  




 こいつらは高校生じゃない。私の知っている彼らじゃない。公演中、何度も鳥肌がたった。
 部活というものは、ある人にとっては高校生活の付属品であるかもしれない。成績には関係ないし、お金が儲かるわけでもないからだ。
 なのに、部活に懸けて学校に来ているとでも言うべき人々がいる。吹奏楽をやるために、一時間以上かけて茅ケ崎高校に通ってくる者もいる。その情熱は計り知れない。とにかく、「音楽が好き」な集団なのだ。その名は、茅ケ崎高校吹奏楽部。
 「定期演奏会やコンクールの演奏後の達成感は、絶対にやった人にしかわかりません。みんな、その瞬間にとりつかれてしまうんです。」
 そう断言したのは、副部長の増田さん。今回の定演は例年以上と言われる素晴らしい出来で、その感激もひとしおだろう。
 しかし、それだけの高水準の演奏を、個性もばらばらな多くの部員が一つになって創りあげるのは並大抵の事ではない。テスト中も続く厳しい練習、相次ぐコンクールや発表会、「茅高の吹奏楽部」というプレッシャー。増田さんいわく、「誰でも、最低三回はやめたくなります。」特に定期演奏会では、曲選びや楽譜作りなどはもちろん、第二部で披露されたダンスの練習、横断幕や楽譜隠しの制作、パンフレット用の営業…と、およそ吹奏楽部とは関係のない仕事に時間をとられ、満足に練習のできなかった部員もいたようだ。
 そんな状態に危険を感じ、公演のつい数日前に、合奏の進め方について部員たちが緊急の話し合いを開くという事態も起きた。
 しかし、そうして悩みぬき、ぶつかり合った部員達の熱い想いは、演奏を通じて確実に観客に伝わってきた。レベルが高いだけではない、心をゆさぶるような演奏だった。
 とかく「巧い」と言われる茅高吹奏楽部だが、全員が吹奏楽経験者だったわけではない。「初心者の方が、クセがなくてよくのびる。一年もたてば初心者と経験者の差はほとんどありません。」と増田さんは、初心者をふくめ新入部員を大歓迎する。必要なのは経験ではなく根気という事だ。
 そんな茅高吹奏楽部において、ひとつ残念な事態がある。定演後、受験を理由に数人の部員が休部状態になってしまったということだ。これから、三年生最後の夏のコンクールもある。ぜひ、悩みながら今しかできない事を思いきりやりぬいて、あの演奏をふたたび、聴かせてほしい。
 ※まゆ(女)・・・茅高3年在学中。当誌特派員を買って出る物好き。
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大岡祭での北陵ウィンドアンサンブル。新部長・松本悟くんと丸山透先生へのインタビュー詳細その他につきましてはこちらをにてご覧下さい。

  ◇運動部・インターハイ予選速報(5/12判明分)◇<バスケット>湘南地区女子1回戦:鶴嶺○−●鎌倉女子大/男子2回戦:鶴嶺●−○西浜/北陵●−○慶応藤沢 <陸上>中地区予選トップ通過者:男子800M原田浩志くん(北陵)/走幅跳菅原知希くん(鶴嶺)/女子やり投げ柿沼妙子さん(北陵) 他  
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▼今回取材させて頂いた北陵陸上部と鶴嶺バスケ部の部員・マネージャー・顧問の先生方、大会直前のお忙しい中、ご協力ありがとうございました。皆さんの熱意をきちんと伝えられるよう、頑張りましたが、いかがでしょう。▼3年生の最終試合の時期が来ましたね。紙面の中では書ききれないほどのドラマを既に幾つか見せてもらいました。詳しくはWEB版で見て下さいね。最近はアクセス数も増え、一層の充実を図っています。▼お詫びしなければならないことがあります。前号で「帰宅部の主張」を特集する旨、予告しましたが、ご覧の通りスペースが足りず叶いませんでした。ご免なさい。▼うわぁ、編集後記のスペースも削られています。何卒、今後ともよろしくお願いします。